GM 2005 10 28

 アメリカの株式市場では、GMの行く末を案じているでしょう。
しかし、そんなに、心配することはないのです。
 自動車の歴史は、意外に短命です。
それは、今のように、石油を浪費していると、すぐに資源が枯渇するからです。
もちろん、その前に、地球環境に異変が起きます。

原油 crude oil 2004 2 12
今日(2004年2月12日)の日本経済新聞には、このような記事があります。
「昨年の原油需要 中国、日本を抜く」
「専門家によると、
『現在、中国の一人あたりの石油消費量は、日本の1割程度。
それが、世界平均である中南米並みになれば、
中国全体の消費量は、全欧州を上回る』と試算。
『一人あたり消費量が、現在の韓国の4割程度になった段階で、
全体の消費量が、アメリカを上回る』と分析する。」

2004年9月15日号のニューズウィークには、このような記事があります。
「原油高の真犯人は、サウジではなく、SUV車」
「不安定な中東情勢や中国の需要増以上に、
原油価格を押し上げている最大の原因は、アメリカ人の無駄遣いだ。」
「経済が回復したから、石油の消費量も増えたのか。」
「いや、アメリカの道路を走る自動車の燃費効率が、
この20年で大幅に悪化したからだ。」
「その元凶が、SUV(スポーツユーティリティー車)だ。」
「90年には、アメリカ人の保有する車の5%にすぎなかったSUVが、今は55%を占めている。」
「ばかげた法律のせいで、SUVはトラックに分類されるため、
乗用車に適用される省エネ基準を満たさなくていい。」







































トップページへ戻る

過去の記事コーナーへ戻る